異能アクションコメディ炸裂!『無彩限のファントム・ワールド』
2016年1月から京都アニメーションの新作『無彩限のファントム・ワールド』が放送中だ。監督は「中二病でも恋がしたい!」、「響け! ユーフォニアム」の石原立也監督、原作は本作で第4回京都アニメーション大賞奨励賞を受賞した、秦野宗一郎が務める。
【異能バトルアクション×学園コメディ】
ファントムとは、幽霊、妖怪、魔物といった異形のものたちの総称で、21世紀のはじめ、阿頼耶識社(あらやしきしゃ)で研究中だったウイルスが爆破テロによって施設外に流出し、人々は今まで見ることができなかったファントムを認識できるようになってしまった。
社会に様々なトラブルを引き起こしているファントムを退治することができるのは、ファントムに対抗しうる特異能力を持って生まれてきた子供たち――主人公、一条晴彦(CV:下野紘)をはじめとする『特異能力者』であり、晴彦の通うホセア学院にある『脳機能エラー対策室』に所属する生徒たちは、学園生活を送りながらファントムと戦っていた。
スケッチブックに絵を描くことでファントムを封印したり召喚する能力者の一条晴彦と、格闘技と五行の氣を組み合わせた拳法で闘う川神舞(CV:上坂すみれ)は『脳機能エラー対策室』でチームを組んでいたが、冴えない戦果しか挙げられずにいた。そこへ食べることが大好きでファントムを吸い込んで封印するファントム・イーターの能力者である和泉玲奈(CV:早見沙織)がチームに加わり、歌声を武器にする凄腕の能力者である孤高の戦士、水無瀬小糸(CV:内田真礼)がホセア学院に転校してきた。晴彦たちの波乱に満ちた学園生活の行方は――?
主人公、晴彦は本を読むことが趣味であり、対峙するファントムに対して独自の解釈をもって挑んでいる。舞からは「役に立たない残念知識」と呆れられているものの、物に取り憑いて妖怪化した「九十九(つくも)神」や、未確認飛行物体である「UFO」など、幻想やミステリアスな存在とバトルすることで、晴彦はファントムがいる世界と向き合っている。
ファントムワールドを語るうえで欠かせないのが、ヒロインである舞の大きな胸が揺れる様や、お嬢様育ちの玲奈が晴彦と密着したのを恥ずかしがって投げ技をかけてしまうコメディ要素だろう。晴彦のそばにくっついている手のひらサイズの妖精ファントム、ルル(CV:田所あずさ)もまた、晴彦をからかう様が茶目っ気たっぷりだ。
バトルアクションとSF、そしてコメディが組み合わさった本作の今後の展開に期待が高まる!!
■CAST 一条晴彦:下野 紘 川神 舞:上坂すみれ 和泉玲奈:早見沙織 水無瀬小糸:内田真礼 ルル:田所あずさ 熊枕久瑠美:久野美咲 姫野アリス:井上喜久子 ■STAFF 原作:秦野宗一郎(KAエスマ文庫/京都アニメーション) イラスト/しらび 監督:石原立也 シリーズ構成:志茂文彦 キャラクターデザイン・総作画監督:池田和美 美術監督:渡邊美希子 色彩設計:宮田佳奈 小物設定:唐田 洋 ファントムデザイン:澤 真平 撮影監督:中上竜太 音響監督:鶴岡陽太 音楽:EFFY アニメーション制作:京都アニメーション 製作:無彩限の製作委員会
■無彩限のファントムワールド PV第1弾
PV第2弾
■無彩限のファントムワールド HP
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(C)秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限の製作委員会