竹宮惠子監修 原画´(ダッシュ)展示シリーズ 青年マンガの世界展
「竹宮惠子監修 原画´(ダッシュ)展示シリーズ 青年マンガの世界」展が2016年2月9日(火)まで開催中。
京都国際マンガミュージアムでは、退色等劣化しやすいデリケートな原稿の保存と公開を両立させるべく ,京都精華大学国際マンガ研究センターと共同で原画’(ダッシュ)プロジェクトを実施してきた。これまで少女マンガを主な対象としてきたが ,今回初めて青年マ ンガ 作品を 紹介。新たに作られた平田弘史、ながやす巧、村上もとか3名の原画’(ダッシュ)と 竹宮惠子の原画’(ダッシュ)を展示する。
【展示内容】
・各作家の 原画’(ダッシュ)
平田弘史 32 点、ながやす巧 32 点、村上もとか 35 点、竹宮惠子 約2 0点
・ながやす巧「壬生義士伝」に登場る名刀大和守安定の再製作品(真剣)
・その他雑誌等。
【イベント情報】 ※変更になる場合がございます、詳細は公式サイトをご覧ください。
◆ながやす巧 サイン本お渡し会 日 時:平成2 8年1月10 日(日)午後2時~ 午後 4時 場 所:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール 定 員:100名(先着順) 参加方法:事前申込不要 当日午前10時より ,館内特設ショップで対象書籍をご購入 いただ先着100名 に,サイン本引換券を配布。その後 その後 ,ご本 人より サイン本入対象書籍をお渡します。
◆村上もとか ×竹宮惠子 トークショー 日 時:平成28年1月31 日(日)午後2時~ 午後 4時 場 所:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール 定 員:200名(先着順) 参加方法:事前申込不要 当日午前10時より ,ミュージアム館内にて整理券を配布。
平田弘史(ひらた ひろし)
1937年東京都生まれ。1958年,短編貸本マンガ誌『魔像』に「愛憎必殺剣」を掲載しデビュー。その後、『魔像』や『コミックMagazine』などの雑誌で時代劇画を中心に発表。写実的で迫力あふれる作風で,武士道を語る作品を描き続け,日本国内はもちろん,海外でも高い評価を得ている。2013年には,全業績により日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞した。「落城の譜」© 平田弘史
ながやす巧(ながやす たくみ)
1949年長崎県生まれ。貸本劇画作家としてデビュー後,1969年に「男になれ」を『増刊少年サンデー』に発表後は,大手出版社による少年誌,青年誌を中心に活躍を続ける。緻密な描写と圧倒的な画力には定評がある。代表作には「愛と誠」(原作:梶原一騎),「鉄道員(ぽっぽや)」(原作・浅田次郎),そして第39回日本漫画家協会賞・優秀賞を受賞するきっかけとなった「壬生義士伝(原作・浅田次郎)などがある。「壬生義士伝」© ながやす巧/浅田次郎
村上もとか(むらかみ もとか)
1951年東京都生まれ。1972年『週刊少年ジャンプ』にて「燃えて走れ」でデビュー。1981年から『週刊少年サンデー』に連載された「六三四の剣」が大ヒット,アニメ化やゲーム化もされ,剣道ブームの火付け役となった。1982年「岳人列伝」で講談社漫画賞,2011年「JIN-仁-」で手塚治虫文化賞,他多数受賞。代表作の「龍-RON-」と「JIN-仁-」はドラマ化された。「ヘヴィ」© 村上もとか
竹宮惠子(たけみや けいこ)
1950年徳島県生まれ。1967年『COM』月例新人賞佳作入選を経て,翌年『週刊マーガレット増刊』掲載の「りんごの罪」で本格デビュー。「花の24年組」の一人として新世代の少女マンガをリードし,1979年度に「風と木の詩」「地球へ...」での2作品で小学館漫画賞受賞。2000年,京都精華大学の教授に着任,現在は,同学学長として,後進の育成に務めている。「イズァローン伝説」© 竹宮惠子
・ 開催 期間: 平成27 年11 月21日 (土)~ 平成28年2 月9日( 火) 午前10時 ~午後6(最終入館は午後5時30分 ) 休館日: 水曜( 12月 23日 (水) 除く ),12月 24日 (木) ,12月28日 (月) ~1月3日 (日) ・ 会場: 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー4 ,ギャラリー6 (京都市中区烏丸通御池 ル) ・ 料金: 無料(ただし ,マンガミュージアム入場料 [大人800円 ,中高生300 円,小学生100円 ]は別途必要) ・主催: 京都精華大学国際マンガ研究センター ,京都国際マンガミュージアム ・協力: トランキイザープロダクト