荒木経惟、村上隆が参加-赤塚不二夫生誕80年企画『赤塚不二夫のビチュツ展』
9月に開催された「バカ田大学祭ライブ 電気グルーヴ&スチャダラパー篇」、12月から東京大学で行われる「バカ田大学」の開講につづき、赤塚不二夫生誕80年企画として「赤塚不二夫のビチュツ展」が開催。
本展では、荒木経惟、田名網敬一、村上隆など日本が誇るトップクリエイター約20組による赤塚作品のパロディーやオマージュ作品を「ビチュツ作品」と名付け、一堂に展示。さらには、赤塚藤雄(不二夫)が漫画家デビュー前、新潟の小熊塗装店に勤務していた時代(中学卒業から上京までの約2年間、16~17歳頃)に制作した絵画作品を特別に初出品。そのほか、赤塚不二夫のキャラクターグッズや厳選されたコレクターアイテムも展示される。
■赤塚不二夫のビチュツ展概要
・開催期間 2015年12月3日(木)〜16日(水) ・開催時間 11:00~20:00 ・開催場所 BANK GALLERY (東京都渋谷区神宮前6-14-5 ) ・入場料 1,000円/税込(オリジナルバッヂ付き) ・主催 赤塚不二夫生誕80年製作実行委員会 ・構成/展示デザイン 祖父江慎 ・展示作品数 約50点(予定)
■参加アーティスト(五十音順)
赤塚藤雄(漫画家)・赤塚りえ子(アーティスト)・朝倉世界一(漫画家)・荒木経惟(写真家)・安斎肇(イラストレーター/アートディレクター)・伊藤桂司(イラストレーター)・宇川直宏(アーティスト)・金氏徹平(アーティスト)・五木田智央(アーティスト)・ 白川東一(KOO-KI 映像ディレクター)・白根ゆたんぽ(イラストレーター)・スージー甘金(イラストレーター)・田名網敬一(アーティスト)・都築潤(イラストレーター)・パラモデル(アーティスト)・村上隆(アーティスト)・ 横山裕一(漫画家、アーティスト)ほか
■赤塚不二夫について 1935年 9月14日生まれ。 手塚治虫の『ロストワールド』に影響を受け、漫画家を志す。1956年に『嵐をこえて』で漫画家デビュー。 1962年に『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』の大ヒットにより一躍人気作家となる。その後も1967年に代表作となる『天才バカボン』や『もーれつア太郎』の連載が開始し、ギャグ漫画の王様とうたわれるようになる。 1997年には第26回日本漫画家協会文部大臣賞を受賞。 1998年には紫綬褒章を受章するなど日本を代表する文化人として知られる。また、マンガにとどまらず新しい笑いを追求し、タモリ(タレント)、篠山紀信(写真家)、山下洋輔(ジャズピアニスト)、筒井康隆(作家)といった各界の才人たちと共に文化を作ってきた。※敬称略
■赤塚不二夫生誕80年企画について
・プロジェクト設立の経緯 ギャグ漫画の王様、ナンセンスの帝王として日本中から愛された漫画家、赤塚不二夫は2015年9月14日に生誕80年を迎えます。21世紀になり、赤塚不二夫が活躍した昭和の時代よりも文明やテクノロジーが発達しているにも関わらず、現代社会には鬱屈した空気が垂れこめています。こんな時代だからこそ、赤塚不二夫のタブーのない世界、ギャグ、ナンセンスな笑いが席巻するような一年にするべく、このプロジェクトを設立いたしました。
・主催 tadpole-lab 株式会社アサツー ディ・ケイ ・監修 株式会社フジオ・プロダクション ・その他実施企画 <バカ田大学> 「これでいいのだ」に代表される「赤塚イズム」を再発見するべく、さまざまな分野の第一線で活躍する著名人の方々が、それぞれの表現方法で「バカとは」について解き明かし、東京大学の教壇で熱弁を振るう。 開催日程:2015年12月1日(火)~2016年3月31日(木) ・開催場所:東京大学 山上会館(東京都文京区本郷 7-3-1) ・授業料 1コマ5,500円(税込/受講者全員にオリジナルノート付き ※未就学児童入場不可 《チケット購入方法》一般発売日: 2015年11月14日(土) ・チケットぴあ http://w.pia.jp/t/akatsuka80/ Tel0570-02-9999 セブン‐イレブン/サークルK・サンクスで直接購入可能。 ・アーク http://ark.on.arena.ne.jp