七月隆文・著、カスヤナガト・絵『ぼくは明日、 昨日のきみとデートする』 第三回「京都本大賞」にノミネート
宝島社文庫 『ぼくは明日、 昨日のきみとデートする』 が、 2015年9月10日(木)、 第三回「京都本大賞」にノミネート 。
「京都本大賞」は、 過去1年間に発刊された京都府を舞台にした小説の中から、 “もっとも地元(京都)の人々に読んでほしいと思う小説”を、 書店員と一般読者の投票で決定する賞。 過去の受賞作には『珈琲店タレーランの事件簿』(岡崎琢磨/宝島社)や『聖なる怠け者の冒険』(森見登美彦/朝日新聞出版)があり、 今回は、 『ぼくは明日、 昨日のきみとデートする』(七月隆文/宝島社)ほか3作品が最終ノミネートされた。 投票受付期間は9月10日(木)~10月12日(月)で、 ネット投票1つにつき1ポイント、 店頭での投票1つにつき5ポイントとして、 最もポイント数の多かったものを大賞とします。 大賞発表は11月3日(火) の予定 。 本書は京都の美大に通う20歳の男の子が同い年の謎めいた女の子と出会い、 その彼女との偶然ではない奇跡的な運命を解き明かしていく恋愛小説。 発売当初よりカスヤナガト氏の表紙イラストなどが注目を集め、 20代の男女を中心に幅広い層に好評を得ている 。 「泣ける!」という声が多くの読者から寄せられ、 口コミが広がり、 現在では累計50万部突破のベストセラーとなりました。 また、 「読書メーター」の「文庫の読みたい本ランキング」で第1位も獲得、 北陸地方の地元書店が主催する「うつのみや大賞」の大賞にも選ばれた。
著者の七月隆文氏は、 これまではライトノベル作家として活躍しており、 本作が一般文芸での初めての作品。 最近では、 キャラクターを描くことに優れたライトノベル作家や、 謎やトリックが要となるストーリー展開を得意とするミステリー作家が、 より幅広い層に向けた「ライト文芸」という新しいジャンルを生み出し、 数々のヒット作も生まれている。
宝島社文庫『ぼくは明日、 昨日のきみとデートする』 発売:2014年8月6日 定価:本体670円+税