【動画】紀里谷和明監督のハリウッド進出第一弾『LAST KNIGHTS』特報公開
『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞したアメリカが誇る名優、モーガン・フリーマンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つクライヴ・オーウェン(『クローサー』『シン・シティ』)を主演に迎えた『LAST KNIGHTS』が、紀里谷和明監督のハリウッド進出第一弾作品として発表された。
とある時代の封建社会を舞台に、主君への揺るぎない忠誠心と、不正はびこる権力の元で散っていく、気高い騎士たちの姿を描き出すドラマ。主演俳優の二人は紀里谷監督の独創的なビジョンと脚本に魅了され、『LAST KNIGHTS』への出演を決めた。「架空の世界の架空の帝国の物語だが、そこにある感情はリアルだ。それこそが関わる全員を繋ぎ、この映画を貫く礎となるものだった」と語る紀里谷監督は、『LAST KNIGHTS』をハリウッドで映画化するにあたり、主演俳優の二人の他に世界中から優れたキャストとスタッフを集め、オリジナリティ溢れる世界を築き上げた。
日本からは、クリント・イーストウッド監督作品『硫黄島からの手紙』のバロン西役や、昨今では大河ドラマ「花然ゆ」の坂本龍馬役も記憶に新しい、まさにサムライの風格で強烈な存在感を醸し出す伊原剛志が出演。韓国の“国民俳優”アン・ソンギ(『シルミド/SILMIDO』『光州5・18』)と、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『別離』のイラン人俳優ペイマン・モアディも出演。その他にも、権力欲に取り付かれた狂気を見事なまでに演じたノルウェーの秀英アクセル・ヘニー(『ヘラクレス』『ヘッドハンター』)、名だたる監督たちから出演オファーが絶えないニュージーランド人俳優クリフ・カーティス(『ダイ・ハード4.0』『トレーニング デイ』)、『砂と霧の家』でアカデミー賞にノミネートされたショーレ・アグダシュルーなど、『LAST KNIGHTS』の独創的なイメージを担う、一級の実力を持つ多彩な俳優陣が集結した。
スタッフには、メキシコ出身で数々の受賞歴を持つ撮影監督アントニオ・リエストラ(『フェイス・オブ・ラブ』『MAMA』)、『GOEMON』に続き紀里谷監督とタッグを組むオーストラリアの衣装デザイナー、ティナ・カリヴァス、編集には『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞を受賞したマーク・サンガー、韓国が誇るアクション監督チャン・ドゥホン(『オールド・ボーイ』『ブラザーフッド』)など、総勢17カ国のクルーが集まり、多様な文化の架け橋となる、ユニークなコラボレーションが行われた。
【STORY】
戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は、反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、武士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。
一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために。死を覚悟し挑む、気高い騎士達の戦いが今、はじまる。
『LAST KNIGHTS』
監督 紀里谷和明
CAST クライヴ・オーエン/モーガン・フリーマン
(C) 2015 KIRIYA PICTURES
公式サイト http://lastknights.jp/
劇場公開情報 2015年11月公開