ピース又吉『火花』の聖地ー熱海海上花火大会スタート
第153回芥川賞受賞作品は、お笑いコンビピース又吉直樹氏執筆の「火花」に決定。7月26日から、作中にも描かれている「熱海海上花火大会」がスタートする。
熱海海上花火大会は、昭和27年から開催しており平成27年夏で64年目を迎える。
開始以来その伝統が受け継がれ、今では一年を通して開催しており、熱海の代名詞となりつつある。
夏季「熱海海上花火大会」の日程
開催日:7月26日(日)、30日(木)、8月5日(水)、7日(金)、17日(月)、23日(日)、28日(金)※8月28日は特大二尺玉打ち上げ
時 間:いずれの日も20:20~20:50
場 所:熱海湾
又吉氏は小説家の「太宰治」好きでも知られている。太宰治も熱海に縁のある人物。昭和23年3月に熱海の旅館起雲閣の別館(熱海市林ガ丘町:現存せず)で人間失格の第二の手記までを書き上げた。執筆中には起雲閣の本館(熱海市昭和町:熱海市指定有形文化財・見学可)に宿泊したこともあるとのこと。花火観賞の前に太宰が宿泊した部屋、起雲閣の大鳳(たいほう)を訪ねてみたい。