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伝えたいことがあるー戦後70年企画『手塚治虫と戦争』サイト公開


戦後70年企画として『手塚治虫と戦争』ページが開設された。年表とともに関連作品を紹介し、本人の声で戦争体験を聴くことができる。

1928年生まれの手塚治虫は、幼少期から戦争の中で成長。16才で軍需工場で働き始め、17才で空襲にさらされ「もう死ぬんだ。どうせ死ぬのなら、マンガを描きながら死にたい」と、空襲警報が鳴る中でマンガを描き続けた。後に、手塚は次のように語っている。

「僕は戦中派ですから、戦争の記録を、僕なりに残したいという気持ちがありました。戦後も40年以上たちますと戦争のイメージが風化してくるんですよ。僕も、そう長い先まで仕事ができないので、今のうちに描いておこうと思ったんです。」

「僕にとっては(戦争は)歴史じゃなく現実だった。戦争の語り部が年々減っていくので僕なりに漫画で伝えて、ケリをつけたかったんですよ。」

特設サイトから、講談社、楽天kobo、eBookJapan、各社の手塚治虫特集の電子書籍も見れる。この機会に是非読んでみたい。

◆戦後70年企画『手塚治虫と戦争』サイト http://tezukaosamu.net/jp/war/

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