テクノロジーで「ものがたりを開発する」ワークショップ開催
7月25日、 8月8日、8月22日の3日間、ベストセラー小説『100回泣くこと』などで知られる作家の中村航さんを講師に、「ものがたりを開発する」と題した3回連続のワークショップが開催。
テクノロジーの進展で、「人間にしかできないだろう」と思われている小説づくりなどの創作活動にもテクノロジーが入ってきている。
今回のワークショップでは、中村さんが芝浦工業大学と共同開発中の「ものがたり作成支援アプリ(仮)」を使用。
このアプリは、作家の思考をシステム化し、書き手の頭の中にある断片的な思考をつなぎ、あらすじ作成をサポートするツールだ。
一般公募の参加者がこのツールなどを使いあらすじを作成。そのあらすじを元にした小説執筆の実習をするほか、ゲストクリエイターとのトークセッションを通じて新時代の創作活動について考える。
<概要>
●企画名:「ものがたりを開発する」ワークショップ
●名 義:主催/朝日新聞社メディアラボ、協力/芝浦工業大学、協賛/楽天カード株式会社
●日 程:7月25日(土)、 8月8日(土)、 8月22日(土) 連続3回
●時 間:13:00~18:00
●会 場:朝日新聞社メディアラボ渋谷分室
●参加者:20名(3回連続で参加できる人に限定。希望者は住所、氏名、年齢、性別、職業、メールアドレス、 200字程度の応募理由を書いて monogatari-info@asahi.com へメールで申し込む。締め切りは7月15日。多数の場合は抽選)
●参加費:無料
●スケジュール
13:00~ 中村航さんキーノートスピーチ
13:20~ 中村航さんとゲストクリエイターによるトークセッション
14:30~ 参加者によるあらすじ作成
16:30~ 参加者による作品発表・中村航さんによる講評
●フェイスブックの記事
●スピーカー(予定) ※変更になる場合もございます。ご了承ください。
■講師:中村航(なかむら・こう)さん
作家。2002年『リレキショ』で文藝賞受賞。04年『ぐるぐるまわるすべり台』で野間文芸新人賞受賞。代表作『100回泣くこと』は関ジャニ∞の大倉忠義、桐谷美玲主演で、13年刊行の『デビクロくんの恋と魔法』は嵐の相葉雅紀主演で映画化されている。
■ゲストクリエイター
第1回(7月25日)海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん)さん
放送作家、デザイナー、PCゲーム製作者などを経て文筆業に。『愛についての感じ』で第33回野間文芸新人賞候補。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」クルー。小説以外にも、科学ルポやエッセイなど、ジャンルにとらわれない活動を行っている。
第2回(8月8日)吉田尚記(よしだ・ひさのり)さん
ニッポン放送アナウンサー。12年第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。「マンガ大賞」発起人。近著『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』が発売4カ月で累計12万部を越えるベストセラーに。
第3回(8月22日)犬童一心(いぬどう・いっしん)さん
映画監督。 1999年『金髪の草原』で劇場用長編映画デビュー。以降、『ジョゼと虎と魚たち』、『メゾン・ド・ヒミコ』、『眉山‐びざん‐』、『ゼロの焦点』などを監督。樋口真嗣と共同監督を務めた『のぼうの城』は第36回日本アカデミー賞で優秀作品賞、優秀監督賞などを受賞した。
□問い合わせ先:
朝日新聞社メディアラボ渋谷分室
メール: monogatari-info@asahi.com