『ロボット三等兵』シリーズ電子書籍化
eBookJapanから6月10日(水)のロボットの日に1955年に貸本漫画として刊行された『ロボット三等兵』シリーズの発売を開始。 著者の前谷惟光は第二次大戦で中国等を転戦し、復員後に挿絵画家から漫画家に転身。『トッピ博士』や『火星の八ちゃん』を発表した後、1955年に貸本漫画として『ロボット三等兵』を発表。 同作はその後「少年クラブ」(講談社)等でも連載され、昭和30年代に大ヒットを記録。愛嬌のあるキャラクターや「いやなことをいうね」「へんなやつだね」「すごいのが出たね」といった常套句をオマージュとして描く漫画家は今でも少なくありません。前谷自らの苛烈な戦争体験を元に、戦争の馬鹿馬鹿しさや不条理さをベースにコミカルな笑いへと昇華させた、この名作を戦後70年、作品発表から60年の節目の年に、後世に伝えるべく電子化。 また、今回の『ロボット三等兵』のリリースに合わせまして、6月10日(水)より「ロボット漫画特集」を公開、『鉄腕アトム』『マジンガーZ』『ゲッターロボ』『機動戦士ガンダム』等の名作を中心に、特選ロボット漫画24作品の購入ユーザーに対して、単巻10倍・全巻20倍のeBookポイント付与キャンペーンが実施される。
◆著者プロフィール 前谷惟光(まえたに・これみつ) 1917年、東京都出身。東京高等工芸学校(現千葉大学工学部)中退後、日本画家の尾竹国観に師事。1939年召集、中国、ビルマ戦線を転戦。復員後『火星の八ちゃん』『トッピ博士』を発表。『ロボット三等兵』は貸本からスタートし、「少年クラブ」をはじめ様々な雑誌で連載されるロングヒットとなった。その他、落語や童話の漫画化作品、多数。1974年、没。 ◆前谷惟光作品リリースタイトル名 ※各巻300円(税別)
◆特集ページ 6月10日(水)公開予定